スカイツリーが見えることが確認されているほど尾根道の眺めが抜群な「臼杵山」。あきる野市の荷田子から上り、檜原村の元郷へ下りるコースをご紹介します。何か所かの急坂、悪路はあるものの全体的に歩きやすい道です。初心者の方もお楽しみいただけますが、油断せずにしっかりとした服装で楽しみましょう。
お手洗いは荷田子バス停と「元郷」バス停から徒歩1分の「檜原村地域交流センター」にあります。
下山したら「和田向」バス停まで檜原村の集落を眺めながら歩き、お土産屋さん「山の店」や手作りパン「森の風゜」へ立ち寄るのもおすすめです。少し足をのばして「中山の滝」もご覧ください。
距離
約6km
時間
約3時間30分
臼杵山
①「荷田子」バス停から荷田子峠・臼杵山の看板に従い登山道へ入ります。しばらく上り坂が続き、ところどころに細い道や急な勾配があるので注意しましょう。
②30分ほどで荷田子峠に着き、看板を右に進むと、ここから臼杵山への尾根道(グミ尾根)となります。歩道は細く谷側は急斜面になっているので引き続き注意してください。
③尾根道を30分ほど上ると、市街地を一望できる展望スポットです。
④やや急坂を上り、「元郷」バス停登山口から臼杵山に至る尾根道に出ます。
⑤分岐を左に進み5分ほどで臼杵山山頂に到着。眼下に五日市、遠くに埼玉や東京の街並みを眺められます。
⑥来た道を戻り分岐を過ぎると、農業・養蚕の守護神である臼杵神社があります。晴れていればここから富士山を望めます。
⑦神社から10分ほど下ると電波塔がある開けた尾根に出て、檜原の山々を見渡せます。
⑧さらに15分ほど下ると2番目の電波塔があります。滑りやすい岩場もあるので慎重に下ってください。
⑨尾根道から右に折れ、野草が生い茂る沢沿いを15分ほど下ると「元郷」バス停に到着です
※冬の登山について
檜原村の山々は標高1,000~1,500mです。
いわゆる冬山登山のような重装備ではなくても歩くことができます。冬は木々の葉が落ちて見晴らしが良くなります。
しかし、標高が低くても北斜面が多く一回雪が降るとなかなか融けません。軽アイゼン(4本爪)もしくは一般に販売されている滑り止めなどをご用意下さい。また、防寒着およびヘッドライト(日が暮れるのが早いため)を念のためご用意下さい。