滝好き必見!檜原村最奥「数馬」地区の滝巡り

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観光協会では、「檜原村には何がありますか?」とお客様に聞かれたとき、まず「とにかく自然が豊かで、山や川、そして滝があります。」と答えます。檜原村に流れている秋川やその支流には数えきれないほどの滝があるのです。ただ、村は広いのですべての滝を一日で巡ることはできません。そこで、滝好きにおすすめしたい、数馬地区にある巡りやすい滝を紹介します。

数馬地区は檜原村の南谷の最奥にあり、JR武蔵五日市駅からバスや車で50分ほどかかります。標高はおよそ600m~700m、夏でも朝晩は涼しさを感じます。秋川のかなり上流ですので水量はそれほど多くなく、大迫力の滝はありませんが表情豊かで個性的な滝があります。

龍神(りゅうじん)の滝

まずは檜原温泉センター数馬の湯の近くにある「龍神の滝」です。直下型で落差は約18m。数馬の湯第二駐車場から川に下りて橋を渡ると滝のすぐ近くまで行くことができます。

現在は滝の上流部が杉檜の植林になったので水量が減ってしまいましたが、昔は水量が多くて深い滝壺があったそうです。そして滝口付近には多くのムジナが現れて愛嬌を振りまき、村人からはムジナの滝と呼ばれて親しまれていました。そして滝壺に潜む大蛇が滝口に現れたムジナを見つけては一気に滝壺から立ち上り、口にくわえて滝壺に引き込む、その姿がまるで龍のようだったことから龍神の滝と呼ばれるようになったという言われがあります。

秋川の上流の趣を堪能することができる場所です。厳寒期には滝が凍ることもあります。

行き方

「温泉センター」バス停または「下平」バス停から徒歩約3分または数馬の湯第二駐車場から徒歩約1分。

温泉センター数馬の湯の100mほど下手にある数馬の湯第二駐車場から川へとおりる。

見学所要時間

20分

移動 車で3分・徒歩で25分

次は龍神の滝から歩いて行くこともできる、「九頭竜の滝」です。

九頭竜(くずりゅう)の滝

九頭竜の滝は数段に分かれていて、落差は約10m。この滝の横を生活道や他国とを結ぶ主要道が通っていたために「横道の滝」と言われていたそうです。そして九頭龍神社が建立されてから、参拝者がこの滝にうたれて身を清めるようになったころから九頭竜の滝と呼ばれるようになったと言われています。

滝への降り口の駐車場(有料)は「古民家の宿山城」が管理していますので利用する場合は事前にご連絡をお願いいたします。

この滝、写真ではなかなか伝わらない魅力、迫力があります。

九頭竜神社は徒歩5分ほどのところにあります。九頭竜神社への参拝と合わせてお楽しみください。

行き方

「数馬」バス停から徒歩約10分または九頭竜滝有料駐車場から徒歩約1分(管理:古民家の宿山城)。

「数馬」バス停から上流に向かって九頭竜神社の先を右手に進み、九頭竜橋を渡ったところを川に下りる。

見学所要時間

20分

移動 車で2分・徒歩で20分

次はさらに上流へと進んだところにある、また違った様子の滝です。

夢(ゆめ)の滝

「夢の滝」は落差が約19mの水が岩を滑るように流れ落ちる、滑滝(ナメタキ)です。

もともと木々に囲まれた大滑滝でしたが周遊道路の建設によって滝の下流部は埋まってしまいました。でもそのおかけで、道路から滝を眺められるようになりました。夢の滝という名も、周遊道路開通を機につけられたそうで、降り口には当時建てられた石碑があります。

奥多摩周遊道路が有料だった時代の料金所のあたりに少しスペースがあるので、そこに車を停めて見に行くことができます。長時間の駐車はご遠慮ください。

行き方

「数馬」バス停から徒歩約30分。

「数馬」バス停から上流に向かって九頭竜神社の先を右手の旧道を進み、旅館の前を通って再び都道を30mほど進むと左側にある。

見学所要時間 15分

移動 徒歩で20分

次の滝は、夢の滝から登山道を歩きます。

菅平(すがだいら)の滝

夢の滝から三頭山に続く登山道を進むと、深い淵をもつ二段の滑滝に出会えます。

菅平の滝は登山道から沢に降りると見ることができますが、おすすめの時期は冬。水量が少ないので石の上を渡って滝を正面から見ることができるのです。足を滑らせないように注意してくださいね、当たり前ですが、冬の水はとっても冷たいです。

行き方

「数馬」バス停から徒歩約50分。

「数馬」バス停から上流に向かって九頭竜神社の先を右手の旧道を進み、旅館の前を通って再び都道に出たら。70mほど下り都民の森方面へ上る旧道を進む。

見学所要時間 60分(登山道の往復含む)

移動 車で10分

まだ時間があれば、檜原都民の森にある、檜原村で最大の落差がある滝を見に行きましょう。

三頭大滝(みとうおおたき)

夢の滝から奥多摩周遊道路を進むと10分ほどで山岳公園の「檜原都民の森」に着きます。ここは木工体験や自然教室に参加できたり、体力に合わせたハイキングが楽しめる場所です。

さらに、科学的に癒しの効果が認められた森林セラピーロード「大滝の路」があり、その終点にあるのが「三頭大滝」です。落差は約35m。滝見橋から滝を正面に見ることができます。

秋川水系では一番上流にかかり、かつ高さも最大の滝です。この一帯は秘境に近い環境でしたが周遊道路と都民の森の完成によって、気軽に行ける滝となりました。滝上にある渓流沿いの路も自然が満喫できるので、ぜひ歩いてみてください。

行き方

「都民の森」バス停、駐車場から徒歩約25分。

都民の森までバスがない場合は菅平の滝経由で奥多摩周遊道路へ出て左に100m程進んで、沢沿いの登山道を登るとセラピーロードにある東屋の跡地に出る。そこから左に進んで約5分。

見学所要時間 60分(大滝の路の往復含む)

以上、ここが東京?と言いたくなるような、自然をたくさん味わってお腹いっぱいになってしまうような、数馬地区の滝巡りをご紹介しました。

清らかな水の流れを見て癒されること間違いなし、ぜひお楽しみください。

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