奥多摩三山のひとつで檜原村最高峰(標高1,531m)の山です。都民の森駐車場から周回コースで登れます。初級~中級向きのコースです。冬の晴れた日は富士の裾野まで見ることができます。
お手洗いは、都民の森駐車場、森林館、三頭大滝付近、避難小屋(ムシカリ峠付近)にあります。
駐車場付近の売店「とちの実」で三頭山グッズを販売中です。数馬の個性豊かな宿泊施設「三頭山荘」「兜屋旅館」「古民家の宿 山城」「蛇の湯温泉 たから荘」「民宿 浅間坂」「民宿 かんづくり荘」への宿泊や、日帰り温泉「数馬の湯」もどうぞご利用ください。
距離
約5.4km
時間
約3時間30分
三頭山
①都民の森駐車場から森林館へと向かいます。森林館には都民の森で見られる植物や動物の案内があるので、ぜひご覧ください。
②森林館から、大滝の路へ入ります。ウッドチップが敷かれている歩きやすい道です。歩いて5分のところに展望の良い場所があり、晴れた日には山の向こうに都心のビル群が見えます。
③大滝の路の終点には、落差35mの「三頭大滝」があります。前に滝見橋がかかっているので正面から間近で見ることができます。四季折々、さまざまな姿を見せてくれます。
④大滝の路から三頭沢に入ります。涼しい沢の雰囲気を味わいながら15分ほど歩くと、テラスがあります。沢の流れ、ブナの森を眺めながら一休み。
⑤ブナの路を通りムシカリ峠へ。三頭山頂まであと少しです。避難小屋もあります。
⑥三頭山の山頂に到着です。南には富士山、北には東京都最高峰雲取山が望めます。
⑦山頂からは鞘口峠を目指して下ります。途中には見晴らし小屋もあるので休憩しながら気をつけて下山しましょう。
⑧鞘口峠から森林館までは15分ほど。たくさん歩いたあとは、森林館の「とちの実」で食事をしたりコーヒーを飲んだりもできます。木材工芸センターでの木工体験もおすすめです。
※冬の登山について
檜原村の山々は標高1,000~1,500mです。
いわゆる冬山登山のような重装備ではなくても歩くことができます。冬は木々の葉が落ちて見晴らしが良くなります。
しかし、標高が低くても北斜面が多く一回雪が降るとなかなか融けません。軽アイゼン(4本爪)もしくは一般に販売されている滑り止めなどをご用意下さい。また、防寒着およびヘッドライト(日が暮れるのが早いため)を念のためご用意下さい。