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【今月の檜原村-9月】なつはぜ収穫と村の新施設

ライター:高野優海(檜原村地域おこし協力隊)

皆さんこんにちは!檜原村地域おこし協力隊の高野です。

これから毎月、協力隊の目線で「今月の檜原村」の様子をお伝えしていきます。

9月に入ると、すっかり秋の訪れを感じる気温になった檜原村。たまに真夏のような日差しが降り注ぐ日もありつつ、最近では半袖だと肌寒く感じる日が増えてきました。

秋といえば、実りの季節です。面積のほとんどを山林が占める檜原村は、他の地方と比べると農地面積は少ないものの、じゃがいもを筆頭に、様々な農作物を育てている人たちがいます。

先日は、村内で農産加工品の生産・販売を行う鈴木留次郎さん(通称:トメさん)のもとで、「なつはぜ」という果実の収穫のお手伝いをしてきました。

なつはぜの実。完熟した実は、「山の黒真珠」とも呼ばれているそう

なつはぜは、ブルーベリーのような実をつける、日本古来の樹木です。ブルーベリーより酸味が強く、そのぶん栄養も豊富ななつはぜの実を、トメさんはジャムに加工して、檜原村の特産品として販売しています。

トメさんはもともと、村役場に勤めていた方。退職後、農産物の生産~加工販売を行う会社をご夫婦で立ち上げ、なつはぜジャムをはじめ、イタヤカエデのメープルシロップや、ルバーブジャムなど、村の新たな特産品を生み出し続けています。

なつはぜを収穫するトメさん

経験に裏打ちされた豊富な知識と、新たなことにもどんどん挑戦する姿勢を持つトメさんは、本当にかっこいい大先輩。「体を動かしたあとは、お酒が旨いんだよ。だから私は、晩酌を楽しむために農業をしていると言っても過言じゃないね」と笑いながら語るところも含め、「自分も将来、こうなりたい…」としみじみ憧れてしまいます。

また、9月は村に公設民営の新施設・滞在型コワーキング&サテライトオフィスが誕生した月でもありました(10月末からプレオープン予定)。

オフィスの内部

木を基調とし、温かみもありつつ洗練された内装。一歩外に踏み出すと広がる、雄大な山林と美しい川のせせらぎ。こんな場所だったら、仕事にも気持ちよく集中ができそうです。

渓谷から見上げた、オフィスの外観

同施設を運営する清田さんは、2016年に都心から檜原村へ移住し、村役場の非常勤職員を経て、現在は村内で様々な事業を立ち上げている方。協力隊では、施設を見学させていただいたほか、清田さんにインタビュー取材をさせていただきました。その記事は、ページ下部のリンクからご覧いただけます!

滞在型コワーキング&サテライトオフィスは、村内の方も村外の方も利用できる施設なので、皆さんも是非チェックしてみてください^^

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檜原村地域おこし協力隊では、上記のような情報発信を、noteでも行っています。 こちらもチェックしていただけると嬉しいです^^

▼秋の足音感じる、9月の檜原【檜原村こよみだより】
https://note.com/hinoharamagazine/n/n01c45da0157d

▼【ひのはら人#1】地域と調和しながら新しいことを仕掛ける、クリエイティブ百姓(N.Kさん)
https://note.com/hinoharamagazine/n/n6c8df71ccb2d

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