※現在、周辺での工事のため近くまで降りることはできません。
落差約4m、奥行き約20m(3段)。
橘橋の北にある北秋川の合流点からこの吉祥寺滝までは橘峡という渓谷。橘峡には、川床の浸食によってできた、いわゆる直下形ともナメ滝とも異なる流れが面白い「吉祥寺滝」がある。吉祥滝と呼ばれることもある。
滝壺下流には、弁天様の祠がある。一説によると、小田原の北条氏は弁天様を尊信し、城内へ江ノ島の弁財天を祀っていたところ、檜原城主の平山氏は、末期にはこの北条氏に属していたのでこれにあやかり、小田原から江ノ島の方角と、檜原城からの方角が同じ巽にある吉祥寺滝畔へ、この弁天様を祀ったのだろうと言われている。
秋川上流の水が集まるので増水のとき水位が急上昇する危険がある。
名称
吉祥寺滝(きちじょうじたき)
行き方
「吉祥滝」バス停から徒歩約2分または檜原村役場駐車場から徒歩約5分。
橘橋を右折し、数馬方面(上流)へ約450m進み、川側の階段を下る。
駐車場
檜原村役場駐車場