氷瀑に出会える…かも?
檜原村は東京都内にありながら、周りを山に囲まれています。夏は川や滝壺は少し涼しく感じられます。夜は過ごしやすいことも多いです。
冬は夏以上に都心との温度の違いが際立ちます。朝晩の冷え込みで霜が降り、川や滝が身近な檜原村では霜柱や氷柱もよく見かけます。
冷え込みが続くと滝も凍ります。冬は水量が少なくなるので、岩肌についた水しぶきが冷えて氷となり、またそこに水がついて徐々に氷が分厚くなると幻想的な氷瀑となります。
ただ、朝は気温が低くても晴れて日中の気温が上がると氷はとけてしまいます。地球温暖化の影響か、年々凍りづらくなっているような気がします。
閑散期となる冬を盛り上げるイベントとして、檜原村では毎年「払沢の滝冬まつり」が開催されています。イベントの一環で払沢の滝の結氷率も更新しますので、ぜひ注目してみてください。
冬ならではの景色
檜原村はいつでもキレイな空気や清らかな水、豊かな自然に溢れていますが、冬にしか出会えないものもあります。
冬に可愛い実がなる植物や冷えた空気が創り出す幻想的な風景など、寒さ厳しい冬でもそのときにしか見られない魅力があります。
檜原村の冬と言えば払沢の滝がどのくらい凍っているかのお問い合わせをいただくことが多いですが、滝が凍っていなくても、冬の山を注意深く歩いてみるのもおすすめです。
冬でも西東京バスの路線バスは通常通り運行されています。
お車でお越しの際は、スタッドレスタイヤやチェーンなど、冬用装備でお越しください。