■檜原村では、村の中央を東西に横切る浅間尾根が代表的なハイキングコースとして良く知られています。しかし、村の北辺には三頭山から月夜見山、御前山、鋸山、大岳山、馬頭刈山に至る尾根、南辺には三頭山から槇寄山、丸山、土俵岳、生籐山、連行山、醍醐丸、市道山、臼杵山に至る尾根筋があり、奥多摩で最もバリエーションに富んだ山歩きができるエリアです。例えば、初心者の方や体力に自信の無い方は、アップ・ダウンの少ない尾根歩きが楽しめる浅間尾根。多少自信がついたら馬頭刈尾根、大岳山、御前山、三頭山なども入山者が多く、コースも整備されているのでお勧めです。そして、山慣れている人には三頭山から醍醐丸へと続く笹尾根が魅力的だと思います。上記の尾根筋の間を北秋川と南秋川が流れていて、その流れに沿って都道が走っています。バス便を利用される場合は、JR武蔵五日市駅前より北秋川方面 が、【払沢の滝】【小岩】【藤倉】行き、南秋川方面は【数馬】行き(季節と曜日限定で【都民の森】行きがあります)に乗車します。いずれも運行便数が少ないので、JRとバスの連結を確認して時間を合わせてスケジュールを組んでください。このページでは檜原村の山の魅力を存分に味わっていただくためにコース別 にご紹介しています。山歩きで健康増進を図りましょう。

■交通の問い合わせ
 JR武蔵五日市駅 042-595-1143   西東京バス五日市営業所  042-596-1611 (路線図時刻表)


                  檜原村ハイキングコース全体図
                          


                笹尾根コース(笛吹峠〜笛吹集落一部通行止め)

                           

《ご注意》この地域の山稜は、標高800〜1500m前後で、初心者でも比較的簡単に登ることが出来ますが、登山経験の無い方の単独行は、 お奨め出来ません。また、山に入る場合には食糧、水筒、時計、雨具、懐中電灯、地図、磁石などの必需品をチェックして携行してください。さらに、季節によっては厚手の防寒具なども必要になります。尚、積雪期の入山は十分に経験のあるコースに限定しください。奥多摩地域の山稜は意外と急峻な地形が多いので、ハイキングコースを外れないように注意してください。また、道に迷った場合は絶対に谷に降りないでくだ さい。とくに高齢者の方は、睡眠不足や過労での入山を避け、余裕のあるスケジュールを立てるように心掛けてください。


【白樺林を散策しよう】
なんとなくロマンチックなイメージのある白樺林あまり知られていませんが、檜原村には白樺の群落が沢山あります。「滝めぐり」と同様に「白樺林めぐり」というのもハイカーには魅力あるコースになるのではないでしょうか。2008年5月にトピックとして紹介した白樺林6箇所の情報を見ることができます。白樺林の情報を見る

【山野草と出合う】
■檜原は標高差が1200mもあるために様々な山野草と出合うことができます。ただし、草花は秩父多摩甲斐国立公園内では動植物の採取は厳禁です。採取は“盗る”と同じ行為ですから、カメラで“撮る”ことで貴重な植物と共存しましょう。梅雨入り前から撮影した草花と出合うことができます。山野草と出合う


【月夜見・三頭山・槇寄山】
 
三頭山(1532m)は檜原村で最も標高が高く、人気のハイキングスポットです。三頭山と月夜見の山林はむかし天領として幕府が直轄していました。幕府が直轄していた御林山は村内に5箇所ありましたが、三頭山は200町歩を越える最大の面 積でした。現在では東京都の山岳公園(ひのはら都民の森)となっています。三頭山へは、数馬バス亭から都道を登り、周遊道路のゲート手前を左に入ります。沢沿いの山道を登り詰めると、都民の森直下の周遊道路に出ます。周遊道路の次のカーブから沢沿いの山道を登れば、セラピーロードの道下にある東屋に出ます。山道に入らずにそのまま直進すれば都民の森駐車場まで3分ほどです。数馬バス停から都民の森駐車場までは約1時間前後です。三頭山へは鞘口峠経由、三頭大滝経由ほか、ルートの選択肢がいろいろあります。どのルートでも山頂まで1時間半から2時間ほどかかります。都民の森エリアは、同施設が詳細な散策用マップを提供していますのでご参照ください。(都民の森ホームページへ
 月夜見山(1147m)は月夜見第二駐車場から周遊道路を奥多摩湖方面 に150mほど進んだ左手に登り口があります。登り口から山頂までは10分ほど。三頭山方面 へ風張峠、砥山(1302m)、鞘口峠までは風情のある広葉樹林が多くのんびりとした山歩きを楽しむことができます。
 槇寄山(1188m)へは、仲の平から南沢の集落を経て尾根沿いに1時間半。温泉センターの裏、あるいは下平から数馬峠を経て槇寄山までは約2時間です。槇寄山、田和峠、数馬峠は山梨側の眺望が抜群です。とくに数馬峠は丹沢方面 から富士山に至るまでパノラマを楽しむことができます。また、槇寄山は三頭山からの下山路として利用するハイカーにも人気があります。三頭山から大沢山に至る途中に三頭山避難小屋があります。無人ですがトイレも完備しているし、急激な悪天候などに対応するために位 置をマップで確認しておきましょう。

月夜見山頂
三頭山避難小屋
槇寄山頂
(ノーマル回線の場合pdfファイルのマップをご覧いただくのに1〜2分かかります)

【大羽根山・数馬峠&浅間尾根(西部)】
 大羽根山・数馬峠 浅間尾根登山口バス亭の待合所の裏手に「中央区の森」があります。この手入れの行き届いた杉林の中を登ると10分足らずで大羽根山(992m)へ登るハイキングコースに出ます。このコースは広葉樹が多く、コース脇の植生が豊かです。大羽根山の手前のコース沿いには奥多摩では最大クラスのヌタ場(動物の水場)があります。また、大羽根山周辺を伐採し、その材で休憩ポイントにベンチ等を整備してあります。眼下に浅間尾根、西に三頭山、また正面 に御前山、大岳山、馬頭刈山まで広い展望を楽しむことができますし、バス停から大羽根山までは1時間〜1時間半、笹尾根まではさらに20分前後、笹尾根に出れば数馬峠までは10〜15分ほどです。数馬峠から槇寄山・西原峠までは約40〜50分。都道までの下りはどのルートでも1時間前後です。マップを参考にしてください。大羽根山、数馬峠のコースでは以下の写 真のように奥多摩でも屈指の素晴らしい展望を味わうことができます。
 浅間尾根(西部)。大羽根山への登り口に浅間尾根登山口バス停とあるように、浅間尾根を歩く多くのハイカーは時坂峠と馬頭観音三叉路のコースを利用してきました。しかし、馬頭観音から西のコースもまた静かで趣があります。仲の平を起点に尾根歩きをするハイカーも見かけますが、昔ほどは多くは無いようです。今後、藤原峠から西の正規の尾根道を整備する動きもありますのでご期待ください。


白樺林
数馬峠
馬頭観音展望

 


【浅間嶺・松生山】
 
浅間尾根は檜原村の中央を東西に横断する尾根で、ハイキングコースのメインルートは払沢の滝駐車場の奥から時坂峠へ登り、数馬地区にある馬頭観音から浅間尾根登山口へ下るか、風張峠方面 へ向かい仲の平へ下る(あるいは逆に数馬から時坂峠へ)というのが一般的な行程です。ただし、ハイカーの都合によって人里、上川乗、小岩などへ下るルートも利用されています。メインルートは昔から牛馬が行き交う交通 の要衝であったために、アップダウンが少なく比較的安全に歩くことができます。したがって、小学生から高齢者まで幅の広い年代の方にお奨めできるルートです。ちなみに払沢の滝入口から浅間嶺を経て上川乗に至るルートは「関東ふれあいの道」に指定されています。浅間嶺だけでは時間も体力も持て余すという方にお奨めなのが、東に位 置する松生山です。尾根筋としては浅間嶺からそのまま尾根を東に辿れば戸沢山を経て小さなピークを3つほど越えれば松生山山頂です。浅間嶺展望台コースの分岐から20〜30分。山頂からは北に大岳方面 、南に醍醐丸、連行山、生籐山、浅間峠に至る山並みを展望できます。松生山からは2時間ほどで都道(笹平)へ下ることができます。浅間尾根道コースの詳細を見る

※現在、浅間尾根から藤倉へ下るルートは藤倉域内で崩落工事中のため通行止め。また、浅間尾根の人里峠と浅間石宮間は木橋の土台が崩落したために、尾根の迂回路が整備されています。(2009年1月)

浅間嶺展望台
松生山方面分岐の道標
松生山南面からの眺望

 


 
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